COLUMN

知っておきたいリノベーション知識

家族の暮らしに寄り添う「木製家具」で癒しの空間づくり

子どもと一緒に暮らす家で、植物や木を取り入れる方が多くなっているのだそうです。住まいに求める最も重要なポイントが「癒し」だとすれば、うなずける気がします。

今回は、家族の暮らしに寄り添う「木製家具」にスポットをあてて、その魅力や活用法をご紹介します。

木製家具の醍醐味は「温かみ」

自然素材をふんだんに取り入れた住まいは、それだけで空気が澄んでいるように感じられますね。特に子どもがいる家庭では、健やかな成長を願い木製家具にこだわる方が増えています。

木製家具の醍醐味は、「温かみ」。
そこにあるだけで空間を包み込むような優しさを感じさせる家具は、家族の暮らしの風景にそっとなじみます。

経年変化を楽しめるのも魅力

木製家具の魅力は、時間が経つほどに風合いを増す「経年変化」を楽しめること。
色合いが変わる、家具についたキズさえも思い出になる。そんな成長する家具は、家族の暮らしとともに姿を少しづつ変え、やがて家族の一員のように大切な存在となっていきます。

木製家具の素材はいろいろ

木製家具と一言でいっても、素材によってその印象はさまざま。
木目の美しさと光沢のある質感が人気のナラ材、軟木とも呼ばれ加工しやすく木肌が美しいスギ材、心癒される独特の芳香もが魅力のヒノキ材など色や香りも個性豊かです。

根強く人気のウォールナットも高級家具材として親しまれている素材。
重厚感のあるラグジュアリーな空間に導くウォールナット材は、住まいだけでなく高級ホテルやレストランにも取り入れられています。

ファブリックアイテムと相性抜群

優しい質感の木製家具は、ファブリックアイテムとも相性抜群。
ダイニングチェアのクッション、ソファなど、木とファブリックを組み合わせることで多彩なイメージに変化するのも楽しいですね。

人気の高い北欧テイストの家具もそのひとつ。
無駄のない機能的なデザインと木やファブリックの温かみがマッチして、日本人にも親しまれる家具になりました。クッションカバーやマルチカバーなどでファブリックをプラスすることで、住む人の個性が光るおしゃれな空間に導きます。

まとめ

木の持つ優しい風合いや美しい木目、色合いは人の心を和ませます。
飽きのこない、長く愛用できる家具を探すなら木製家具が最適。シンプルなデザインを選べば、インテリアの好みが変わっても使い続けることができます。